○○と、僕

日々思うことのつらつらぶろぐ

気付けば桜も散り始め葉桜になってきた4月。

寒い寒いと身を縮こませていた長い冬がようやく終わりを迎え、少しずつ暖かい日も多くなってきた。寒いのが苦手な自分としてはとても嬉しく、季節が巡った事を知らせる意味でも、春はとても好きな季節。

好き…なんだけども、どこか焦るというかソワソワするというか、ちょっと心に穴が空いてるような妙な感覚に陥るのも春の特徴なんだけど、これ共感できる人いるかなぁ。笑

(ブログを書いてるこの日は春雨の寒の戻りで寒いけど)

 

世界は相変わらず慌ただしい。そして日常は相変わらず昔に比べると狭いままで息苦しさを覚えるけど、考えても仕方のない事なので悲観的にならずにやれる事をしながら『今』を楽しんでいこう。

 

息苦しい、で思い出したんだけど先月こんな映画を観た。

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女たち

 

去年公開された映画。

コロナ真っ只中で映画館に行けずサブスクで観たんだけど、予告や著名人が感想を述べてるように、とにかく絶望に次ぐ絶望。息苦しく暗い!笑

演出とはいえ日本映画独特の質感っていうのかな、妙な湿っぽさと暗さがある。沈黙の間にすらどんよりとした空気の音がしてきて押し潰されそうな。そして、日常に潜む人間の嫌な部分を見せつけられる。そんな映画。

 

高畑淳子の狂演がとにかく凄く、本当に憎たらしいし、自然と拳に力が入ってしまう。あと、サヘル・ローズがいい演技だった。役柄的にあまり化粧をしないから苦労が顔や表情に出てた。

 

なんでこの映画に惹かれたかというと、絶望のその先が見たかったから。地の底にとことん落とされ、救いの手すらない状況で人はどうなってしまうのか、その後どう生きるのか。絶望の先に光を見出す事ができるのか。それとも。。。

そこが気になり惹かれた映画。

他にも絶望系の映画はあるけど、昨年初めて予告を観た時に「見たい」と純粋に思った映画だった。結末が気になる方は是非見てみてください。

チョコレートドーナツやグラン・トリノと同じく2度見るのは少し気合いが必要な映画。笑

 

と、息苦しさはこれくらいにして。

 

(未だに謎のNGで)今年も花見らしい花見もできずだけど、近所の公園にぶらりと散歩がてらの花見してきました。いやぁ桜は儚くて美しいねぇ。

 

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まん防も解除され街も活気を取り戻してきている。やっぱり何より、夜外に飲みに行けるのは有難い!これに尽きる!笑

 

このまま少しでも前の生活に戻るといいなぁ。