この週末、ロシアがウクライナを侵攻。
内戦や紛争はあっても、今の時代に戦争というワードを耳にすることも口にすることも想像していなかった。小さい頃起きた戦争というのはどこか遠い国の話にしか感じていなかったが、今、緊迫した気持ちになるのは核保有国であるからだと思う。それにも増して昔に比べリアルタイムに状況が容易に知れる時代だからだと思う。
全くの他人事には思えず、この週末はタイムリーに更新される軍事状況をツイートするTwitterをフォローし通知を見ては翻訳し詳細を確認していた。
参照:
言いようのない感情が押し寄せる。
ちゃんと知る事から始めるべきと思い、自分なりに過去の出来事を調べた。
軍事力の差、軍用機等の支援は行うが戦争に加担しないその背景や矛盾。国連の当事国棄却可能な体制、周辺諸国の動き、日本の将来。
正直知らなかった事がたくさんある。
知りたくなかった事もたくさんあった。
当たり前にあると錯覚している毎日をただ過ごす事も可能だけど、知ってしまった以上僕にできることは何かないかといろいろ考えた。気が滅入るほどのツイートの通知に目を逸らさずに数日間考えた。そこでウクライナへ寄付をすることにした。
ウクライナを応援したい方々用に、寄付金を送金できる銀口口座の詳細を更新いたします。以下になります。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) 2022年2月25日
三菱UFJ 銀行
広尾支店 047
普通
口座番号0972597
エンバシーオブウクライナ
ご応援、どうもありがとうございます。
ロシアの民間人だって被害者である、片方に寄付をすることは僕の中にも矛盾が生じてしまう。おまけにロシアだけが悪いわけでもない背景もある。それでも何か動かずにはいられなかった。
突き動かされる感情があるのは、このコロナ禍で”生きる”ということを今まで以上に強く意識したというのも一つの要因だ。
生きている事は多分何にも代えがたい事なんだ、と。
戦争は、ダメ、絶対。
小さい頃からそう教わってきた。
だけど、銃声が飛び交い、空爆に怯え、死ぬ事も逆に殺す事も起こり得る可能性がある出来事が目の前にある状況を想像するのは容易ではない。
だからこそ今を知る事、過去を知る事が大切なんだと思う。
そして何れ日本でも起きてしまうかもしれないという事を想像してみることも大切だなと思った。
誰かの手で無関係な誰かの人生を消してしまうような事がこれ以上起きませんように。
平和であることは皆の一番の望みであり、一番の幸せだと思います。
世の中はそう簡単ではない事もわかってはいるけども......
2001年9月11日同時多発テロの後に作られた曲